イギリスでは10月31日~11月2日がハロウィン期間なのだそうです。この期間は収穫祭と言われていて食物の収穫に感謝しお祝いする行事であるほかに、10月31日はご先祖様がこの世に帰ってくる日とされており、日本のお盆のような行事でもあるそうです。そして霊界からご先祖様と一緒に悪い霊たちがこの世にやってきて、人々に悪さをすると言い伝えられて、人々は悪い霊の仲間のような服装をしたり、家に飾り付けをして、自分の身に悪いことが起こらないようにしていたそうです。
今年もリバプールにある住宅では、それぞれの家で迫力のある飾り付けを発見しました。
このような可愛らしいデコレーションもあり、お手製のジャック・オー・ランタンを飾っていました。
家庭ごとにジャック・オー・ランタンの表情が違っているので、見ていて楽しいものです。私が個人的に選んだ2019年ベスト・ジャック・オー・ランタンは下の写真です。
街中ではお店ごとにハロウィン仕様にデコレーションしていて、【Liverpool One】というショッピングモールでは仮装コンテストが行われていました。子どもたちのメイクやコスチュームを見ることみできて、さらにハロウィンを満喫しました。
このような記念撮影用のフォトフレームもありました。
他には、アプリを使ってハロウィンを楽しむゲームが行われていたようで、上の写真のZOMBIES CARDや下の写真のアプリ情報がLiverpool Oneのあちらこちらにありました。
10月31日リバプールでは、大人も子供も多くの人が仮装したままショッピングや食事をしたり、映画館や博物館に行ったりしてハロウィンという行事を楽しんでいる様子でした。
夕方、私たちは帰宅途中にある住宅街で、仮装した子どもたちと付き添いのお母さんが歩いている姿をたくさん見ました。多くの家庭で、ハロウィン・ナイトには近所のお宅を歩き回り「trick or treat」と言ってお菓子を貰う習慣があることがわかりました。
我が家にもおばけたちがやってきました。玄関をノックする音が聞こえましたのでドアを開けると、仮装した小さな兄弟が居て、「trick or treat」と言いました。私はお菓子を渡し「Happy Halloween!」と言うと、小さなおばけたちは「Bye!!」と言って去っていきました。その子の仮装は、バットマンのようなコスチュームで黒いマントをはおり、さらに縁が緑色に光るメガネをかけていました。